女の時間管理術

お金をかけずに、自分時間を捻出する方法

女性にとって、自分の時間を確保する事がいかに大変な事か。

家庭と仕事を両立している場合、子育てに追われている場合。

状況は様々でも、結婚を境に、ライフステージの変化により、様々な制約を課せられる事になります。

 

ここでは、ある女性が、とある事情から、仕事・家事・子育てをしながら、

年間で800時間の勉強時間を捻出する必要に迫られた中で、行った時間管理法です。

 

お金をかければ、外食や宅配サービス、家政婦さん、いろいろな方法がありますが、

お金をかけず、自分の力で時間をコントロールした方法です。


①現状把握

現状を把握する事で、時間に対する考え方を変える事ができます。

②仲間分け

作業の仲間分けです。まとめる事で、効率よい時間の使い方を可能にします。

③見える化

続けるために必要となる改善のため、または続けるためのモチベーション維持に役立ちます。


(1)まずは、一日のあなたの生活をパターンの違う曜日毎に、実際に紙に書きだしてみましょう。(例:平日と休日

 

(2)大きめの付箋とマジックを用意

 

(3)書き出したスケジュールの一つ一つの行動を、付箋1枚につき、ひとつずつ記入します。付箋の行動それぞれに、それにかかる分数も記入する。

 

   例:朝食準備30分/お弁当作り30分/食器洗い15分

洗濯干す15分/洗濯たたむ15分/アイロンがけ30分

浴室清掃15分/入浴30分/夕食準備30分/掃除機がけ15分

テレビ鑑賞60分/読書30分/交遊240分 など

 

(4)付箋を場所別に分けてみる⇒行動動線をまとめる事で効率化を図ります。

 

   例:台所⇒朝食準備/お弁当作り/食器洗い/夕食準備

     リビング⇒アイロンがけ/掃除機がけ/テレビ鑑賞/洗濯たたむ

     浴室洗面所⇒浴室清掃/入浴/洗濯干す 

 

  ※家事を場所別に分解してみると、案外非効率な行動をしている発見があるものです。できるだけ、同じ場所で行える事を同じタイミングで行えないかを考えてみます。同時進行で行える発見はありませんか。

 

(5)付箋を頻度別に分けてみる

 

   例:毎朝⇒朝食準備/お弁当作り/食器洗い/洗濯干す

     毎帰宅後⇒夕食準備/食器洗い/洗濯たたむ/入浴/テレビ鑑賞

     土日⇒アイロンがけ/浴室清掃/掃除機がけ/交遊/読書/

テレビ鑑賞/買い物

 

※家事を頻度別で分解してみると、2回行っている事を1回にまとめる事が可能な事があるかもしれません。できるだけ、同じ行動を一度にまとめる事が時間短縮のコツです。例えば、洗濯や洗い物の回数は、衛生管理的な問題もありますから、各家庭において、制限する限界があると思います。

しかし、例えば、アイロンがけを週に2回行っている場合、ワイシャツを数枚追加する事で、週に1回で済むとしたら、それだけで、かなりの時間節約になります。アイロンをかけるという一連の行動において、アイロンを出し、アイロン台を出し、等の行動が省ければ、一度にかける枚数が数枚増えたところで、一度にかかる時間は倍にはならないからです。

また、帰宅の途中で、なんとなく買い物をしていた場合、週に一度しか買い物をしないと決めて、計画的に買い物するようにするのも良い方法です。

当たりまえの事のようですが、その視点で家事の一つ一つ、やることリストの一つ一つをまとめる事ができないかを、考えてみます。

 

(6)付箋それぞれの作業について、記入した時間より短時間で行える事がないか考えてみる。

 

例:買い物(リストを持参する事で短縮可能)

  夕食作り(朝食づくりの時に下準備をする事で短縮可能)

  朝食作り(ワンプレー方式に変更する事)

 

(7)付箋に、追加したい行動を記入する

 

   例:勉強時間3時間(30分を6枚で付箋を用意すると組立やすい)

新作料理のレシピを考える1時間/ネットで英会話を学ぶ1時間

ブログの記事を更新する15分 等

 

(8)動かせないスケジュールを組み立てる

 

   まずは、一日の中で、動かせないスケジュールを記入します。

   例えば、出勤移動時間、仕事、帰宅移動時間、絶対確保したい睡眠時間等です。ここでポイントとなるのは、睡眠時間についてです。一日8時間眠らなければ問題がある等の、特段の理由がない限り、これまでより少し短めであっても、できるだけ、早寝早起きの質の良い睡眠を意識して計画してみましょう。意外と、今の睡眠時間を1~2時間短くしても、逆に健康的な生活を送れる事もあるのです。

 

(9)その他のスケジュールを組み立てる

 

(8)で動かせないスケジュールを記入したので、その他の時間を埋めていきます。(4)(5)でまとめた家事や、やることリストと、(6)で記入した追加したい行動を入れていくのですが、ここで、できるだけ、ミラクルタイムの考え方を利用します。

 

【コツ1:ミラクルタイム = 朝の時間帯の有効活用】

この、ミラクルタイムである朝の時間帯は、頭を使う作業に向いています。

睡眠から覚めた脳は、睡眠中に余計な情報を整理できた、最も働きも吸収率も良い状態です。この時間にできる限り、頭を使う作業を持ってきます。

 

【コツ2:同時進行ができないか考える】

例えば、どうしても見たいテレビ番組があるとします。そうした場合、その番組を見ながら、洗濯ものをたたむ事にする、また、ブログの更新を日課にすると決めたなら、それを通勤電車の中で行うと決める、など、ながら作業が可能な行動と行動を組み合わせる事ができれば、集中作業の時間に余裕ができます。毎日の通勤の時間をなんとなく過ごしていた場合、毎日往復合計で1時間をスマホゲームで過ごすのと、自分の将来への投資として過ごすのとでは、1年後、5年後と考えた時に、雲泥の差が出てくるはずです。

 

10)実行と改善

 

   じっくり考えて、計画したモノを、とりあえず実行してみます。

   そして、実行した結果どうだったか、振り返る癖をつけます。

   スケジュール帳でもカレンダーでも、

・うまくいった日には○

・いくつかできなかった△

・まったくうまくいかなかった×  などなど

自分が記録しやすい方法で記録を取ることを忘れないようにします。

これは、せっかく計画した内容が無理のあるものであれば、見直す事で継続可能なものにしなければならないし、実行しつづけるモチベーションを維持するためには、がんばってきた自分を振り返る必要があるからです。わたし自身、何度も受験勉強をやめようか、と弱気になる瞬間がありましたが、自分が頑張ってきた記録を見返す事で、これまでの努力を無駄にしたくないという気持ちで、モチベーションをキープする事ができました。

 

さて、ここまで読んでいただいたら、是非実行してみてください。

作った計画の通りに、数週間試してみてください。

そして、どうしても、うまくいかない場合は、以下の方法で計画を見直してみてください。

・一日の中に、必ずリラックスする時間を確保する。

・何も予定を入れない、想定外な事に対処するための時間を確保する。

 

数週間、これまでただなんとなく追われて生活していた状態から、自分が舵を取る感覚を体験する事ができれば、その後は自然とそのような生活が送れるようになるはずです。

 

神様から、みんなが平等に与えられた時間を、どのように使うか、決めるのは、自分自身です。

わたしも、一年後、五年後、どんな自分になっていたいか、想像しながら時間を使うようにしています。

 

そんな毎日、きっちり決められた生活を送るなんて、ストレス溜まりそう! と思ったあなた、これまで、時間に追われていた事でストレスを溜めていた事を思い出してください。

 

のんびりとリフレッシュする時間をきちんと確保するために、メリハリをつける。そのような生活によって、ストレスを感じる事が減っていくと思うのです。

 

スタートさせるためには、付箋代くらいしか必要ありません。

 

あなたは、リスク無しでスタートするのみ。